発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

発達障害独自の道と生き残り戦略

 非言語性学習障害と診断されたmimiは、無理に周囲に合わせてみんなと同じようにやろうとするとかえってうまくいかないということがわかってきました。じゃあどうすればいいのか、とずいぶん思い悩んできたけれど、結局は自ら独自の道を開発していくしかないような感じです。
 たいへんなイバラの道だとうんざりしていたのだけれど、まわりを見まわしてみたら、
「これからは今までのやり方は通用しない」
などと言い合い、みんなやっぱり苦労しています。なんだ、mimiだけがたいへんというわけではなさそうです。

 聞いた話では、他が真似出来ないようなものを身につけていると生き残りに有利なんだそうで、それって独自の道を見つけるしかないmimiが有利ってことにならないか!? かもしれない。
 そう思ったらイバラの道も意欲がわいてきそうです。

 もし安全で安定した道がはじめから敷かれていたら、それはそれで退屈かもしれない。そもそも、いつの時代もどんな人の人生もそんなふうに決まってしまっていることなどあるでしょうか。もし、あるように思っているとしたら、それは錯覚に違いありません。
 未来は、何が待っているかわからないところがよかったはず。いつから「先行き不透明」は不安の素になってしまったんでしょう。

 そう言えば、人間の脳は、恋愛のどきどき感と、危険にさらされているときのどきどき感とを簡単に取り違えて錯覚してしまうそうです。もしかしたらわたしたちの脳みそは、何が起こるかわからな未来についても不安なのか、それとも冒険心をくすぐるような楽しみなのか、判断できないのかもしれないです。何てざっくり大ざっぱなんでしょう!
 だから一日一生みたいな言葉が生まれたのですね……。何だかよくわからないお話になってしまいました。
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