2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
mimiが中学校を卒業してからもわたしは中学校の不登校生徒の母の会に出席させてもらっている。メンバーの子どもたちは、事情はそれぞれだが、表面的にはどうして学校に行けないのか、首をかしげたくなるぐらいごくふつうの子どもたちである。でも、現実に行…
ジャージ先生(しばしばジャージ姿だったので)とmimiとは、わずか三カ月足らずのおつきあいだった。中三の年末に急きょ来てもらえることになった学習支援の先生で、実際会うまでは正直なところmimiは乗り気ではなかった。ただ、これまでのように強く拒むこ…
はじめてのGTD ストレスフリーの整理術作者: デビッド・アレン,田口元出版社/メーカー: 二見書房発売日: 2008/12/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 127人 クリック: 1,493回この商品を含むブログ (297件) を見るを読む。 これはビジネスで大忙しのデ…
EVERNOTEは、紙の資料がなくても私を不安にさせない画期的なソフトだった。 わたしは、十年近くインターネットを通じて在宅で細々とお仕事をしてきたけれど、パソコンやインターネットについては、必要最低限のことができればよしとしてきた。まったく使いこ…
新学期、はじめての登校日、相変わらず体調不良な中、何とか出席した。ホームルームとレポートの受け取りで、代理も可能ということだったが、本人が行った。 そこで思いがけない再会をした。近所に住む小学校からの友だちである。おうちにも遊びに行ったり、…
きょう、主治医と面談中、ものすごく気分が悪くなったらしく、いつも愛想のいいmimiがふだんどおりのしんどそうな顔を見せた。例のチェックリストも初めて先生に見てもらった。たいへん興味深そうにこと細かにご覧になると、起床時間が早ければその日の調子…
『アスペルガー症候群と非言語性学習障害』によると、mimiの弱点は情報処理速度の遅さに集約される。脳の働きに次のような3つの特徴があると考えられるからだ。 ①情報を記憶し、蓄積する方法に一貫性がない。頭の中が、収納家具のない部屋みたいなものなの…
NLDのような子どもは、覚醒状態を調整することを学ぶ必要があるという。 『覚醒状態とは、ある時点における注意と集中のレベルのことである。注意力が弱い、つまり覚醒状態が低いとは、元気がなく、ぼんやりしていて、たやすく気が散ってしまう状態のこと…
mimiにしばしばみられる疲れて眠りたがるといった回避行動は、NLDに関連する数少ない行動上の問題の原因の一つだと言われている。何かがうまく機能しておらず困っていることの表れなのだ。 mimi自身、わかっていてもコントロールできないものに、切りかえの…
毎日の調子を自分でモニタリングするために、簡単なチェックリストを作った。こうした表は、これまで何回も作ってみたが、本人の関心が得られず、まったく効果がなかったのでことごとく挫折していた。 mimiがNLDの診断を受け入れ、自分の特質を理解しよう…
アメリカには非言語性学習障害とアスペルガー症候群の子どもの教育を専門にする高校がある。『アスペルガー症候群と非言語性学習障害』(キャスリン・スチュワート)によると、「自分で監督しプロジェクトを遂行するスキルを発展させること」をもっとも重要…
被災地でひきこもっていた人や不登校の子供たちはどうしているのだろう。非難を拒否したひきこもりの青年が自宅の屋根につかまって流されながらも救助されたという話があったが、今回のような非常時には、ひきこもりや不登校はもちろん、会社員、自営業、学…