発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

発達障害でも無理しない道

mimiの通信制高校の新学期は5月の連休明けから授業が始まります。 それまでの間、mimiはピアノの練習を再開します。勉強は細々とできる範囲で続けるようです。相変わらず睡眠時間が長く不安定なので、思い通りにスケジュールをこなすところまではいきません…

悩みを聞いてもらいたくなったときに注意すること

通信高校の今年予定していた単位を無事取得できました。後期のスクーリングとテストは、mimiの長い睡眠時間と短い勉強時間でどうなることかと思いましたが、 いつもながらいい成績でびっくりしました。本当にmimiの頭の中は一体どんなふうになっているんだろ…

実は誰もわかってないことがわかってない

非言語性学習障害の困難の一つに情報処理の困難があります。mimiはびっくりするような記憶力の良さを発揮することがある一方で、日常のちょっとしたやりとりで混乱して動けなくなります。そのつまずくところやこだわってひっかかってしまうところには、きっ…

気がかりを忘れる技術を身につけよう

一日中ふとんの中にいて苦しんでいたmimiが一人でバスに乗ってスクーリングに行くようになるなんて、想像もしていませんでした。先のことを考えないようにして、一日一日を何とかしのいできました。 mimiがこのままでいる限り、わたしは一生救われないような…

みんなちがってみんないい!?

mimiが体調を崩して不登校になったとき、「小児慢性疲労症候群」の新聞記事を見つけました。mimiはこれではないかと思って遠くの専門医を訪ねました。すると「特発性過眠症」と診断されました。「特発性」というのは原因不明という意味だと説明されました。…

自分を知ること

順調にいけば、残り二日で今年のmimiの学校は終了です。 思いどおりに行かないこともいっぱいありましたが、それでも一人でバスに乗って出かけられたことが大きな自信になったようです。日々の段取りについては、まだまだ混乱して疲れてしまうことがしょっち…

プライバシーの保護は個人を自由にするか

不登校にしろ発達障害にしろ家族のプライベートな問題は、誰にも相談できずに抱え込んでしまいがちです。中にはいろんなところで相談していたにも関わらず、孤立してしまう場合もあるようです。 相談に出向く人は、せっぱ詰まって助けを求めている状態だと思…

発達障害独自の道と生き残り戦略

非言語性学習障害と診断されたmimiは、無理に周囲に合わせてみんなと同じようにやろうとするとかえってうまくいかないということがわかってきました。じゃあどうすればいいのか、とずいぶん思い悩んできたけれど、結局は自ら独自の道を開発していくしかない…

久しぶりのハイテンション

以前から、mimiはテスト勉強の仕方がわからないと言うので、英語なら 「単語や慣用句を覚えて、テキストやレポートにある文章を書けるようにしておけばいいよ」 といったごく一般的なことをできるだけ具体的に繰り返し言うようにしていた。 「家庭教師の先生…

思いやる方法は一つじゃない

mimiの後期のテストは来週が山場を迎えます。わかっていたこととはいえ、レポートの提出とテストの準備とスクーリングの予定が混んできて、だんだん眠れなくなってきているようです。よくがんばって登校し、勉強もしていたので疲れてきたみたい。しばらくな…

ときにはバカっぽく

「必ず目標を達成する人」はどのように考えているのか | Lifehacking.jp在宅ワークというと、売れっ子作家でもない限り、わずかな収入しか得られない内職のようなものしか思いつかなかったけれど、インターネットの登場で、その可能性が広がってきているよう…

わたしたちはわかりあえるか

「新型うつ」?休職期間中の部下が海外旅行。叱りつけてもいいか (プレジデント) - Yahoo!ニュースほかの人にはなかなかわかってもらえなくて悩んでいる人はいろんなところにいるようだ。甘えているとかわがままにしか見られないような振る舞いしかできない…

できる日とできない日

8日は新年初のスクーリングの日で、その日は夫の仕事の都合で送迎がなく、一人でバスに乗って登校し、お昼も一人で過ごすという初チャレンジづくしの日だった。案の定、朝から動きが鈍く調子が悪そうなので、何度か無理をしないようにと声をかけるが、行く決…

発達障害の社会性について

非言語性学習障害の特質に社会性の乏しさがある。発達障害全般にそうした特徴が見られるようだが、そのあらわれ方や程度はさまざまである。 mimiは本来は人なつっこく人と接するのが好きな子のように見えた。ところが、体調を崩し不登校になってから人が変わ…

専門家に勝る者

「専門医に相談しましょう」とことあるごとに言われます。確かに発達障害の診断は医師にしかできません。でも、専門家は医師だけではありません。実際の知能検査に立ちあうのは臨床心理士の場合もあります。ほかにも社会的な困難にいち早く気づいたのは学校…

発達障害グレーゾーンの悩み

主治医はmimiのことを非言語性学習障害と診断しました。ですが、診断にはっきりとした基準があるわけではないとも言われています。(アメリカには一定の基準があるようです。)mimiは発達障害のいわゆるグレーゾーンなのです。誰が見ても明らかな障害とは言…

今年の目標

今年はないものをあげつらねて言い訳するのをやめて、今のわたしにもできることをつきつめていく年にしたいです。 だから ・若くない ・お金がない ・才能がない はもう今さら言わないことにしました。 愛読しているブログにちょっとすてきな記事がありまし…