発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

できる日とできない日

8日は新年初のスクーリングの日で、その日は夫の仕事の都合で送迎がなく、一人でバスに乗って登校し、お昼も一人で過ごすという初チャレンジづくしの日だった。案の定、朝から動きが鈍く調子が悪そうなので、何度か無理をしないようにと声をかけるが、行く決心は固そうだったので見守ることにした。
何とか時間までに支度を済ませて家を出た。

途中のコンビニでお昼を買っていくことになっていたが、わたしが店の位置を勘違いして教えてしまったので何も買えずに行ったそうだ。
早くに着いたので、職員室に行って数学のわからないところを質問しに行こうかどうしようか悩んでいると、ちょうど顔なじみの先生が通りかかったので、「数学の質問に行ってもいいですか。」とたずねたら職員室まで一緒に行って数学の先生を呼び出してくれて、しっかり教えてもらえたそうだ。
それから何となく調子よくなったようだ。

ただ、昼休みはやっぱり教室には入れずに廊下をうろうろして過ごしたそうだが、今度はちゃんとお昼を持って行って教室で過ごせそうだと話していた。
朝はとてもゆううつだったけれど、行って良かったと喜んでいた。

と、こんなふうに順調な日もあれば、数年ぶりに出かけた初詣では、行きたかった露店になかなか行けずにぐずぐずしていた。本当は行きたいのにふてくされてあきらめようとしたので、そばまでついて行って声をかけるタイミングを知らせて自分で買い物させた。すると、かんたんにうまくいったので拍子抜けしたように喜んで上機嫌で帰ることができた。
「いつもならできるのに。」と何度も言い訳していた。

人と接するのは、ふだんできることや以前できたことでもできなくなる日があるみたいだ。
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