大切なものだけに囲まれた生活を目指して
非言語性学習障害による情報処理の困難があるmimiにとって、整理術の獲得は最重要課題だということはすでに書いたとおりです。
GTDというすべてのことを書き出すことから始める整理術があるのですが、今のmimiにはそのつど書き出すこともそのあとの処理もまだ行うのは難しそうです。
まずはもっと身のまわりをシンプルにすっきり片づけることから始めようというわけで、ものを減らすことを考えてみることにしました。
何でもかんでもためこみたがり、ごちゃごちゃにしてしまうmimiがどうすればものを減らせるでしょうか。
こんまりさんの「ときめき」を基準にものを処分する方法は、mimiが気に入りそうでなかなかいいのだけれど、ちょっと感覚的過ぎるので、慣れるまではもう少しなんか受け入れやすい理屈を考えてみました。
思うのですが、日ごろからものを大切にしている人というのは、そのものを捨てるというか手離すときもちゃんとわかっているのではないかと思うのです。そしてきっと思い残すことなく潔く気持ちよくお別れができるのではないでしょうか。日ごろのものとのつきあいが最後の瞬間にあらわれるのかもしれません。
だからこんまりさんが言っているように、大切なものだけに囲まれて暮らすというのを目指すものとして、
・今あまり大事にできていないものをいったん手離す。
・大事にできていないものは、お別れをして送り出してあげたほうがしまいこんで忘れられているよりいいことだと考える。
・まだ新しいとか、いつか使うかもしれないとか、高かったとかいういろんな未練があってお別れできないものにあふれていると、今大切にすべきものを見失ってしまうこと。
ということを徹底し、mimiの身のまわりをできるだけすっきりするサポートをしていこうと思ってます。
こうしたもののつきあい方は、人とのつきあい方にも通じることを思いました。
わたしも年末の片づけに少しずつとりかかろうと思います。どうもこんまりさんがおすすめしているお祭りみたいに一気に片づける方法は体力も気力も続かないわたしには向きません。あまりだらだらしているのもよくないのですが、少しずつマイペースでいこうと思います。