発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

mimi、耳鼻科に行く

 mimiがあんまり痛がるので、連休の合間に耳鼻科に連れていくことにした。人気の医院なので、朝一番に行っても、昼までに帰ってこれるかわからない。mimiは痛くて眠りが浅かったらしく、声をかけるとすぐに起きてうずくまった。痛いので病院に行くことには前向きだった。こんなに早く起きてきたのは何年ぶりだろう。病院には九時前に着いた。三十分ほどしてやっと受けつけをすませると、十一時は過ぎると言われ、いったん帰ることにした。
 きょうは家庭教師の先生が来る日なので、mimiはふとんをかたづけて掃除機をかけ、十一時前にふたたび病院に出かけた。診察室に呼ばれたのは十一時半を過ぎていた。出てきたのは十二時二十分ごろ。「ずいぶん長かったね」と言うと、中でもさんざん待たされたという。さわりすぎでパンパンに腫れあがっていると言うことだった。おまけにリンパ腺まで腫れていて口をあけると痛くて食べられないというからやっかいだ。中耳炎ではなかったのでちょっと安心した。
 「きょう学校は?」と聞かれて「通信だから……」とこたえたと言っていた。当分のあいだ抗生物質やら何やら数種類の薬を飲んだり塗ったりさしたりしてようすを見ることになった。
 痛み止めが効いているいる間はうそのように元気にしているので、家庭教師の先生とは何とか過ごしていたが、数時間で痛くなってくるらしく、先生が帰った後、薬を飲んでじっとしていた。これでおさまってくれるといいけれど。