発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

体調のコントロール

 体調に限らず、何でもちょうどいい加減にするということが難しいみたいです。とことん倒れる寸前まで頑張らないと充実感が得られず、サボっているような気になってしまうと言うのですから疲れるはずです。
 こと細かなチェックリストを作って、×がいくつついたら何分休憩するといったようなルールを決めて体調管理の訓練をしている例がありました。mimiたろうも16:00までにピアノの練習をスタートできなかった日は、体調不良ということにして練習をあきらめることを決めました。ほかに頭痛薬を飲んでもすっきりしない日もお休みすることが大切だと考えられるようになってきました。
 今までは、できないこと、やらなかったことに対する罪悪感で頭がいっぱいになって、体調ばかりか気持ちまで落ちるばかりでしたが、やりたいことを元気にこなせる持続可能なちょうどいい体調を目指すことが一番大事だということがわかってきたことは大きな収穫です。
 絶好調を基準にしていたことを認識し、それが体調不良を引き起こしていたことがわかったことはたいへんな進歩です。体調に合わせて、いくつかの調整プログラムを用意していきたいと考えています。

★注意と集中のレベル
低い<---------------------------------------------------------------->高い

・元気がない                                               ・興奮

・ぼんやり                                               ・過剰に覚醒

・気が散る                                               ・気が散る

・過眠                                                ・ざわざわ

                                                   ・落ち着かない


 mimiたろうは、極端なレベルを行ったり来たりすることで疲労していました。まん中の適度なレベルに調節するためには、生活する上で具体的にどんなことをすればいいのかということを学んでいかなければいけません。できるだけ多くの情報が欲しいところです。