リラックスのトレーニング
mimiたろうは、あたりまえのことをするだけでたいへんなエネルギーを使うみたいです。そのことが本当にわかりませんでした。mimiたろう自身、みんなと同じことをしようとしているだけなのに、どうして自分だけがこんなにしんどいのかわからないみたいでした。
そのうち自分でも根性がないからできないのではないか、怠けているだけではないかと思うようになっていって、周囲からもそのような目で見られていると感じるのが相当つらいことのようでした。
mimiたろうは、外見上何でもそつなくこなせるように見えるので、どんなところをサポートすればいいのか、正直困っています。
主治医からは、まずリラックスや疲労回復の方法を身につけるように言われています。たぶんmimiたろうの脳のクセから考えて、疲れは避けられないということなんだと思います。たえず緊張やストレスにさらされているので、意識的に力を抜く訓練が必要なのかもしれません。
確かに、好きな読書やゲームをしているときも過集中で、動きが止まっているときや眠っているときでさえ、どこかからだが固くなっていて、休めていないように見えます。
mimiたろうは、自分が何もしていないことに劣等感を持っているので、ゆっくり休むことに抵抗があったようですが、最近は自分のクセを徐々に受け入れて、からだの力を抜いて心から休むことの大事さがわかってきているみたいです。これは、発達障害と診断されてよかったことです。
目を閉じて、先生の言葉を聞いているときは、みるみる肩の力が抜けていくのがわかるのですが、その状態を自分だけで思い起こしてリラックスするのはまだまだ難しくてできないみたいです。
今度、毎日のトレーニング方法を教えてもらおうと思います。