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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

思いがけない場面で食い違う非言語性発達障害


4月15日、通信高校の新学期が始まりました。新しい教科書を受け取る日です。数日前からmimiは緊張のせいで体調は最悪です。不安で眠れず、昼間は起き上がることができません。
まあ、それでも当日は出席したところが以前とは違います。帰宅後はほっとするどころか、これから始まる学校生活を思ってか、どうしようもなく不安なようす。疲労でぐったりです。ろくに話もしません。

このところ、ほとんどmimiの生活に口出しすることがなかったつもりでいました。ところが、mimiはいつもわたしの言うことがころころ変わるので、どうすればいいのか、どうしてほしいのかわからないといったようなことを言い出しました。こうしたやりとりは、これまで何回もあったことでした。ここ最近は、ずいぶん分かり合えてきたと思っていたのに、またしても同じことを言われてびっくりしました。

とくに体調に関して、「寝なさい」と言ったかと思うと、「少しは運動した方がいいのではないか」と言って見たり、「休みなさい」と言うこともあって、どんな違いがあって、わたしの言うことがこうもコロコロ変わるのかさっぱりわからないと言うのです。
mimiはコワイぐらいわたしの言った言葉を正確に覚えています。確かにわたしはmimiの言うようにいろんなことを言いました。mimiはそのときの状況はあまり覚えていません。たぶん、わたしはそのときのmimiのようすを見て、いろんなことを言ったと思います。理由もそのつどくどいくらい説明しているつもりでした。その瞬間はmimiも納得していることもあったように思います。でも、mimiには、どうしてそんなにいろんな違うことを言われるのか、結局よくわかっていなくて混乱させただけだったようでした。

mimiは具体的で正確なことは得意だけれど、言葉と状況がわたしのようには結びついていないことをあらためて思い知りました。いい加減とか適当とかその場の状況に合わせてといったあいまいなことは、どうも不安で苦手なようです。気温が15℃より低ければ上着を着るとか、夕方16時までに起きられなかったときはピアノの練習は休むというように、明確な基準がないと決められないみたいです。いい加減のかたまりみたいなわたしには、mimiのように基準を作るほうがたいへんです。でも、mimiはそうだったなあと思い出しました。
 
mimiの特質について、おおよそのことはわかっていたつもりだったけれど、具体的な生活の場面でどんなふうにあらわれてくるのかということについては、まだまだわかっていないことがいっぱいです。ついつい自分のいい加減で大ざっぱな調子で接してしまうので、気づかないところでちぐはぐになってしまっているようです。
身近にいるわたしでさえこんな感じなので、外の世界はmimiにとって、さぞ疲れることだろうと思います。