発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

気長に見守るのってむずかしい

 発達障害とそうでない人とでは、脳の活動の仕方がまったく違うことが一目瞭然でわかるようになったそうです。活動している場所が違うみたいです。客観的な診断ができたら「気のせい」とか言われたり思いこんだりする二次障害が避けられるのでいいなあと思います。
 先日は「うつ病」の人の脳の特徴がわかるようになり、診断に役立っているというニュースを見てびっくりしたばかりでしたが、本当に日に日に新しいことがわかるようになってきて嬉しいことです。
 
 mimiの脳みそものぞいてみたいものです。どうすればもっと元気に生活できるようになるのか知りたい。
 以前に比べれば精神的には落ち着いてきましたし、外出や人と接することも徐々にできるようになってきました。先日は、同級生と自転車で本屋さんに出かけるというはじめての経験をしました。
 それでもやっぱり動きがにぶいというか、睡眠も不安定で、疲れやすいように見えます。勉強やピアノや遊びなど、やろうとしていることが増えてきているせいかもしれません。
 きっと普通の人とは別のやり方をしないとうまくいかないんだろうなあと思っています。だからもっとぱっと成果が出るようないい方法はないものかと思わない日はありません。ただただようすを見ながら過ごしているのを見守っているというのはほんともどかしいです。
 などとわたしがあせるとろくなことがないのでおとなしくしていようと思ってます。

 ちょっと元気になってくると、もっと動けるようになったらいいのに、とすぐにどんどん欲が出てきてしまうんですよね。反省です。これまでも時間が薬だったのかもしれません。「気長に」をいつも心に留めておかなくては……。