発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

カウンセリング

三カ月ぶりに主治医のカウンセリングを受けました。スクーリングを無事終えて単位がとれたことや、午前中に起床するようにしていること、一人でバスに乗って登校したこと、それから初詣の人ごみや試験の後にちょっと落ちこんでしまったことを報告しました。

それから、あんまり調子がいいので、だんだん欲が出てきて、将来の進路についても考えるようになってきたことを話しました。それで、どんなふうに進めていけばいいのかわからなくて聞いてみました。

家庭教師と同じく、いきなり社会人を目指すより、進学して大学生活にチャレンジしてみるのはいいことだというふうに言われました。
ただ、非言語性学習障害のmimiにとって、複数のことを同時進行していかなければいけない受験勉強の段取りをmimiはどこまでできるかが未知数なので、これからの一年、模試を受けたり予備校に行ってみるなりいろんなことをしながらようすをみて考えていこうと言われました。思ったとおり、受験がかなりのネックになりそうです。

でも、受験ができないようだったら、そのあとの学校生活や社会生活はなおさら難しいような気がします。ほかの子たちのように、みっちりと予備校に行って勉強するということはできなくても、mimiのペースでゆっくり準備していければいいかなあと思います。今さら急ぐこともないですし……。

中学校卒業のとき、ほとんど不登校だったmimiが突如がんばって校長室での卒業式に出席しました。その後、通信高校の作文と面接の試験にのぞみ、入学式にも出席して
「さあ、がんばるぞ!」
と意気込んでいたかと思ったら、突然がくんと行けなくなってしまいました。
今思うと、ハイテンションで何とかがんばってきた緊張の糸が切れてしまったんだと思います。

mimiが目覚ましく動いているときは、ハイテンションで無理している可能性があるのです。だから主治医には毎回絶好調を目指すのではなく、そこそこラインを長く維持することを心がけるように言われています。

この一年のmimiの成長ぶりは目覚ましく、中学校を卒業した春のことを思い出させます。またカクンときやしないかと心配しないわけでもありませんが、それなりに不調な時期もありながら、一年を通じて上向いてきたことを思うと、やっぱりこれまでとはちょっと違うと思っていいでしょう……。
ときどきは調子が悪いときもありながら、一進一退しているぐらいがちょうどいいのでした。すぐに調子に乗って欲張ってハヤルmimiの気持ちにいっしょになって乗っからないように気をつけようと思ってます。

主治医に会った日は、なぜかいつも反省モードです。