発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

変化は落ちこぼれにチャンス!?

 どんなにゆっくりのんびりかまえていこうと思っていても、mimiが何もしないでブラブラしているようなおとなにはなってほしくないと、母親たるわたしはどこかで当然のように考えていたりするのです。このまま永遠にmimiの保護者でいられるわけもなく、やっぱりそういうタイムリミットがあるわけで、そうした思いがmimiに無言の圧力をかけていて、mimiに働きたいと思わせているみたいなんです。

 わたしは、何もしないでブラブラしているmimiでも、どんなmimiでもしあわせならそれでいいと思っているつもりだったのですが、内心ではどうも違うということに気がついてびっくりしているというか、ちょっと自分にがっかりなんです。わたしはやっぱりブラブラしている人はしあわせになれないとすりこまれているみたいなんです。mimiのおかげでずいぶんつまらない固定観念から解放されて視野が広がったつもりでいただけにがっかりです。
 やっぱりふつうにちゃんと仕事について働かなければ人間としては失格と思っているのです。だからいい年をしてまともに社会で働いたことがない自分にもまた稼ぎのない自分にも劣等感があるのです。
 
 だけど何かこれまでとはまったく違う、今までの常識が通用しない世の中に変化していく変わり目に来ているような予感がしています。何が起こるかわからない未来は不安もいっぱいですが、自分が信じてきたものがひっくり返されるおもしろさとわくわく感があります。この変化は、今までの常識についていけなくなったmimiやわたしには何かいいことを運んできてくれるかもしれないなんて思っています。
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