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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

的を絞る

 ピアノの発表会が終わるまで、学校の勉強や家庭教師に来てもらうこともストップしました。

 以前のmimiはやりたいことをこんなふうに絞ることができませんでした。「だいじょうぶ」「できる」と言い張ってはぎりぎりまでがんばり続けてどれも手につかなくなってしまうようなことを繰り返してきたのでした。

 mimiがやりたいと言っていることを止めるのは難しいことでした。もともと好奇心旺盛でやりたいことがいっぱいある子でした。できることなら何でもさせてやりたいと思うのが親心です。だから、疲れて失敗するかもしれないと思っても、積極的にやめさせる気にはなれませんでした。mimiにどう言えばいいのかわかりません。そのときの気分で対応がばらばらというひどいありさまでした。

 精神科の主治医は、かねてからくどいほど
「物足りないと思うぐらいやりたいことを減らして絞るように」
とmimiに言い聞かせていました。
 わたしはそれが
「mimiは何もできない」
と言われているようでいたたまれない思いがしました。
mimiにも
「あれもだめ、これもだめって、何もできない!」
と言われたときはショックでした。

 わたしもmimiもまったくわかっていませんでした。
 主治医は、非言語性学習障害の情報障害の困難を克服するには「情報を整理し絞る技術」を身につけることが不可欠であることを言い続けてくれていたのでした。

 やりたいことを絞る技術を身につけるには相当な練習をしなければいけません。時間がかかると思います。少しずつできるようになってきていますが、やりたいことを減らして絞るというのは、難しくつらいことのようです。
 でも、mimiがこれから充実した生活を送れるようになるためには通らなければいけない道なんだということがわかってきたので、今はmimiも希望を持って絞る決断をしようと努めています。にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 広汎性発達障害へ