規則正しい生活よりも大事なこと
mimiには時間の感覚がないかのようです。
ぼんやりとしていてフリーズしているときも、熱心に何かに集中しているときも、時間が流れているというより止まっているような印象です。
これも発達障害の特質なのでしょうか。
これまでいくらアラームを鳴らし規則正しい生活をするように仕向けてもどうも身につかないのです。それどころか時間はmmiにとって正体不明で得体の知れない不安やあせりをもたらしているだけのように見えました。
声をかけて時間を知らせると、今までなかった時間が突如目の前に現れて追い立てられるかのようです。ふだんの生活の中でmimiに時間を意識させることは難しく、またたえず時間を意識することはかなり苦痛なことのようです。あわてないようにと思って前もって時間を知らせるように配慮すると、予測が苦手なmimiは、かえって緊張して疲れるばかりでうまくいかないこともありました。
それもこれも元をたどると非言語性学習障害の特質である情報処理の障害によるもののようです。mimiはルールを厳格に守りたがります。それなのにmimiには予想もつかないことが数々起こってなすすべがなくなるのです。
大事なことは二つだけ。
・かならず想定外のことが起こるということ。
・想定外のことが起こった時どうするか?