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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

推測して的を絞る

発達障害


 非言語性学習障害の特質である情報処理の障害は、目前の活動の集中力をさまたげ、それが処理速度の問題の一つになっているようです。思考が散らかっていて片づいていないために散漫になってしまうのです。まあ、誰にでもよくあることですが、それが日常生活に支障をきたすことがひんぱんにあって困ってしまうわけです。
 
 mimiの場合は体調にあらわれてしまうので、ほんとにやっかいです。

 ここのところのmimiの不調は、発表会を控えて緊張しているからだと想像しています。しかし、そのために家庭教師のH先生との約束を何度かキャンセルしてしまっていることもストレスになっているようす。
 発表会が終わるまでスクーリングの予定も入れず、勉強もしないことに決めたのはよかったのだけれど、H先生とのことは、はっきりしないまま約束をしていました。先生とのやりとりは、ずっとmimiにまかせていました。最近は、先生とずいぶん打ち解けられるようになってうれしそうでした。
 「発表会がすむまでお休みにしたら?」
というのは何回か言っていましたが、休むのが言いにくいのか、休みたくないのか、両立できると思っているのか、わからなかったのでようすを見ていました。少々の無理がうまくいくこともあったので、わたしが急いで口を出すこともないかと思いました。
 
 ところが、とうとう
「一睡もできなかった。きょうはしんどい。」
と言い出すようになったので、おそるおそる先生との約束が負担になっているのではないかということを言ってみました。すると、
「そうかなあ。」
と腑に落ちないようす。本当に思い当たらないのか、そんな素振りをしているだけなのかわからないけれど、いつもこんな調子。
「約束しては休むことが続いているのは気になっているだろうし、あげくにしばらく休みますって言うのは言いづらいかもしれないし、やればできそうだからやりたいって思う気持ちはほんとによくわかる。mimiは無理してがんばるのが好きだから。でもね、K先生(主治医)が言ってたでしょ。いろいろやりたいしできそうだと思うときこそ、自分では物足りないぐらいにおさえるようにしようって。絶好調を目指したらあかん。絶不調を減らすようにしていこうって言われたよね。今は発表会に出ることを一番に考えていいと思うよ。ママから先生に話そうか? どう言えばいいか、いっしょに考えようか?」
といった具合に、mimiの信頼するK先生の言ったことを用いてなるだけ丁寧にゆっくり話すと、そのうち自分の気がかりに気づいたかのように、素直に
「先生にどう言えばいいか教えて。」
とあっさり休む決断をしました。
 
 それからしばらくして
「先生にメールした。」
とちょっとすがすがしい顔をして言いにきました。素早い行動にびっくりしました。わたしは言い方も何も教えていませんでした。
 そのあと、すぐにH先生が電話をかけてきてくれました。それがmimiにはとてもうれしかったようです。直接「休むことは全然気にするな」というようなことを言われたそうです。ほんとにうれしそうでした。先生の配慮に心より感謝します。

 mimiは、自分の中にある気がかりを特定したり推測することが苦手なんだなあとあらためて思いました。何となく漠然ともやもやとしたままなので、次の一手が打てない。で、眠れなくなってしまうからやっかいです。
 問題点を整理し絞り込む練習をしないと……。
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