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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

だいじょうぶの呪文

発達障害 不登校

 この頃やっと、mimiにどんな状態でも「だいじょうぶ」と言い続けることができるようになった。


 わたしはどうも正直者過ぎて、自分の中に不安があったり確信が持てないと、調子のいいことは言えない。などと言うと、まるでいい人みたいだけど全然違う。片づけのイライラと同じで、自分のもやもやをmimiにぶつけていたに過ぎなかったのだ。
 mimiには、どんなときも安心できるような声かけが必要なのに、そのことはよくわかっているつもりだったのに、余裕のないわたしはそれができなくて悩んでいた。それどころかmimiの不安をあおるようなことを言ってしまうことさえあった。いつもいつも自分に正直であればいいというものではない。

 こんなふうに自分のことが気に入らないときは、人のことを思いやることなんてできないものだ。声をかければ上から目線的な心ない励ましになってしまったり、「やればできる」のように強迫的なほめことばになってしまったり、何かすればするほど裏目に出る始末。しまいには、どういう声かけをすればいいのか、まったくわからなくなってしまっていた。

 もし、わたしだったらどうだろう? 迷っているとき、自信がないとき、どんな言葉が嬉しいだろうか?
 
 そんなときだった。mimiは、いまだにどんな言葉よりも頭をなでると嬉しそうにすることに気がついた。頭をなでるとき、自然に出てきた言葉が
「よしよし、だいじょうぶ。だいじょうぶ。」
だった。なんの意味も根拠もない。頭をなでると呪文のように自然と口から出てくるのだ。でも、mimiはこのいい加減な言葉を心地良さそうにリラックスした顔で聞いている。

 そうか! 「だいじょうぶ」は「だいじょうぶ。きっとできる。」でもいいし
「だめでもだいじょうぶ。」でもいける。
良かろうが悪かろうがどっちでもかまわない最強のいやし言葉なんだ!

だから今は自信を持って自分に言い聞かせるように
「だいじょうぶ。だいじょうぶ。」
心をこめて唱えている。
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