からだにいいリズム
月・水・金の週に三回だけ決めた時間に起床するようにしようと決めてから、はじめは正午を目標にしていたのだが、ある日眠れなかったのか、少々無理をして9時ごろ起きてきた。起きている間に何とか食事をし、ピアノの練習と入浴をして、その日目標にしていた日課をこなすと夕方には満足して疲れて眠くなってきたようだった。
夕食の時間が遅くなり「ごはんできたよ」と言った時にはもうどうしようもなく眠たくてふらふらだったので、いつもなら無理にでも食べてもらうようにしていたが、その日はふと眠いときに寝たほうがよく眠れるかもしれないと思いたち、
「せっかく眠くなっているのだから、すぐに寝てしまったらどう?」
と言うと、いつもならぐずぐずとしているmimiも、その日はあまりにも眠たかったのか、
「そうしようかな」
と言って、あっさり床についた。
翌朝10時ごろ、mimiがすっきりした顔で起きてきた。そんなことはこれまでほとんどなかったのでびっくりした。よく眠れたらしい。今までになかった良い目覚めだったようだ。この日も早々にピアノと入浴をすませ、気分は上々だった。
ここ数日、偶然にもこうした早寝早起きのパターンが続いているが、たまたま偶然のことでずっと続くかどうかわからない。今度リズムが狂い出したときにいかにうまく調整できるかが勝負である。
それにしても、人間はからだのリズムがうまくいくと、気分もこれほどまで変わるものなのかとmimiを見ていてあらためて感心している。しかし、油断は禁物である。いい調子が続けば欲が出て新たな不満がリズムを狂わせてきたからだ。いいリズムを知り、持続させるのは本当に難しい。長い目で見ていきたい。