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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

自立に向けたサポートを

発達障害


 ご近所にお孫さんが自閉症で、共働きの両親に代わり、学校の送り迎えからおけいこごとまできめ細かなお世話をされている人がいます。その人があるお母さんの話をしてくれました。
 「うちのように障害が重いと、いざとなったら国がお世話してくれるけど、中途半端な障害の人が一番かわいそう。」だと言うのです。それってまさしくmimiのことだろうか……。

 言いたいことはわかる。正直mimiの将来は心配だらけである。でも、それはmimiに障害があるからというのとは少し違う。たとえ国がお世話してくれる制度があったとしても心配は消えない。
 mimiは自立支援医療受給者に認定されている。指定病院での診療は一定額以上免除される。精神科のカウンセリングは高額なので正直助かっている。この制度がなかったら通院を減らすかあきらめているかもしれないと思うと感謝である。

 こんなサポートがあったら、あんな制度があったらと思うことはいくらでもある。でも、一番いいのは、働きたい人は働けて自立できることである。障害があっても働きたいと思っている人はたくさんいると思う。とはいえこの不景気です。健康な人でさえなかなか仕事に就けない昨今、サポートを受けてでも働きたいと声に出して言える人はいったいどれぐらいいるだろうか。
 家族に「働け」と言われてトラブルになった事件をしばしば耳にする。意欲を失っているように見える人の中には、働きたいけどうまくいかなくて自信を失っているだけの人もいると思う。

 年齢や障害や能力を気にしないで働きたいと思う人は「働きたい!」と声を出して言える世の中になったらいいな。そしてみんなそれぞれふさわしい仕事と出あえるといいな。