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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

明日から旅行


 明日からmimiは自然史同好会のフィールドワークで一泊の旅行に出かけます。荷物の準備も何とかできました。きのうあたりからどきどきして暑いし、頭痛もしているみたいです。
 心配と言えば心配ですが、以前ほど不安はありません。「トラブルが起きても落ち着いてね」と言ってあります。困ったことにならないように完ぺきにしようとするのではなく、失敗を前提に事件をかわしたり乗り越えたりしながら、やっぱり楽しんできてほしいです。
 考えられるトラブルとしては、大きく二つで、一つは体調、もう一つは持ち物管理。体調はどんなに言いにくい状況でも一刻も早く正直に申し出るように言ってある。そもそも自分の状態にうといところがあるので、気がついた時にはかなりヤバイ状態であることがしばしば。だから我慢はかえって迷惑をかけると説明した。
 持ち物については、落としたりなくしたりしないように注意するのではなく、なくしたり落としたりしてもあわてないようにして、困った時は助けを求めるように話した。また、迷子になってしまったときも落ち着いて、必ず見つけてもらえるから動き回らないように言いきかせた。
 不安をあおるのではないかと思い、今まではできるだけ失敗させないようにと気を使ってきた。実際に、発達障害の人には、失敗を繰り返させるのはよくないと言われている。確かにそういう面もあるかもしれない。しかし「失敗するのはあたりまえ」と思えるようになることも大切なのだ。安全な失敗をいくつか経験し克服する体験も貴重なのである。
 とはいえ、一足飛びにここまで来たわけではない。mimiはこのように安全な失敗を体験しても大丈夫というところまで、やっとの思いでたどりついたのである。心配や不安が大きい場合には無理は禁物である。