発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

はじめての単位取得!


 はじめての単位取得。今年の目標は一つでもいいから単位を取ることだった。早くも目標達成である。おめでとう!
 
 きのう残りのテストの申し込みをした。mimiの高校では、レポートが終了したらテストの申し込み用紙が送られてきて、テストを受ける日と時間を事前に決めて申し込まなければいけない。予約なしでテストが受けられるようにできないものかと思うがテストを用意する都合上仕方ないか……。

 通信教育というのは、毎日登校しなくてもいいが、レポート提出の際、数種類のバーコードを貼付し、切手を貼って、名前や住所などを何回もあちこち記入するといった繁雑な作業をしなければならない。mimiの苦手そうなことである。レポートは一つでも空欄があると再提出になるのだが、何回かうっかり記入漏れをして再提出になっていた。さらにはバーコードの貼り忘れで再提出になったこともある。
 きのうもテストの日時を決めて申し込み用紙を記入し、バーコードと切手を貼るという作業で疲れていた。テストの時間割や教科を確認するのに必要なプリントを探し回り、のりやはさみを用意し、予定を考えて手帳やカレンダーに書きうつす。ばたばたとうちの中を動き回りながら何とか作業していた。それでも自主的に取り組んでいて頼もしい。わたしは予定を考える手助けをし、最後に申し込み用紙の確認をした。
 予測が苦手なmimiにとって、予定を考えるのはたいへんなことなのだが、カレンダーを見ながら決断し、記録する。また、心配で気が抜けない用紙の記入や貼付をこなすといったことは、将来自立する時のためのいい訓練になっていると思うので、失敗も大事な勉強である。