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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

過集中と散漫


 通信制高校のレポートは、一つでも空欄があると再提出になる。学習書や教科書を見れば、何も書けないということはありえないからだ。ところが、mimiはうっかりしっかり空欄を一つ作って再提出になった。その後も、これまたあり得ない勘違いで不正解を三つ出して再提出というのがあった。

 わかっていないわけではない。しかしmimiはちょっと考えられないようなうっかりミスを結構頻繁にしているということをあらためて知った。本人もそのことをよく知っていてつらそうだ。ほかの人よりも注意する練習をたくさん繰り返したほうがよさそうである。
 その一方で神経質なぐらい不安にかられて無駄な確認作業をするのだが、その確認の方法がずさんでほとんど役に立っていなさそうだから始末が悪い。かえって不安やあせりをあおる結果になっている。注意のしどころがわかっていない感じなのである。
 過集中と散漫と、とにかくバランスが悪いのだ。危険な機械の運転は避けた方がいいかもしれないなあと思う。

 一つひとつの能力にはまったく問題がない。むしろ優秀なものもいっぱいある。それなのにどうもバランスが悪くてすべてが台無しになりかねない。まったくもったいないというか、残念でおしい。

 人は誰でもそんなふうにバランスの悪さを抱えているものだ。それが個性でもある。バランスがいい人なんてそうそういない。けれど、このちょっとしたバランスの悪さが社会生活を難しくしているのも事実なのだ。

 1、抜けているところがないか、他の人にチェックを頼む。
 2、勘違いしたところは記録しておく。

こうしたなんてことない地道な努力を馬鹿にしてはいけない。