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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

過集中を集中力に!

 
 mimiは最近パソコンゲームを作るのに夢中になっていた。簡単にゲームを作成できるフリーソフトが公開されていて、アレンジ自由なのだそうだ。はじめはパソコンで作曲をしてみたいと言っていたのだが、創作活動が少し行き詰まっていたとき、ゲームの作成を思いついたようだ。もともと好奇心が旺盛だったので無理もない。
 調子が悪いときは、ピアノだけにこだわっていたところがあったが、だんだん視野が広がっていることは嬉しいことだ。
 ピアノの練習やスクーリング、レポートの提出、さらには自然史同好会とやりたいことがどんどん増えていく中、どんなふうに調整していくかが課題である。
 ついつい夜おそくまでパソコンにくぎ付けになってしまい、気がつくと昼夜逆転、疲れがたまり、またしても過眠状態が数日続いている。
 以前ならmimiの行き過ぎた行動を管理しようと口うるさく干渉してきたのだが、今回は今やりたいことを意識的に自覚させるように声をかけ、今できないほかのことについてはいったんおいておいて、目の前のやりたいことに快適に取り組むよう提案するようにしている。
 わたし自身、ずいぶん気が長くなった。成果を急がず見守れるようになったものだなあと感慨深い。
 主治医から「欲張らず、やりたいことを物足りないぐらいに絞ることが大事だ」と、ことあるごとに言われ続けていることが功を奏し、mimiも素直に受け入れている。
 これまでは「気にするな」とどんなに言っても無理だった。今できないことの数々が気になって、結局目の前のことも手につかなくなってしまっていた。やりたいことに夢中になり過ぎて疲れてしまうのもどうかと思うが、ただ苦しんで動けなくなっていた頃より今の方がやっぱりずっとマシなのである。

 mimiは目前のことや気になることに過剰に集中してしまいやすい。だから、できるだけ行動計画をシンプルに整理しておく必要がある。そうすれば、mimiの過集中は、優れた集中力として発揮できる。