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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

非言語性学習障害の教育プログラムにGTDはどうだろう

 非言語性学習障害の教育プログラムにGTDを取り入れてみるのはどうだろう。

 非言語性学習障害の弱点分野の中でも、mimiはとくに情報処理と組織化・系統化スキルに対処するプログラムを考える必要がある。GTDというのは「Getting Things Done」の頭文字で、デビッド・アレンが提唱している人生を有意義に効率的に送るためのシステム論である。何だか難しそうな感じがするが、誰でも特別な道具を用意することなく、いつからでもとりかかれるものだ。実際にアメリカでは、子どもたちにGTDを教えるべきだという意見もあるそうだ。
 GTDの考えでは、人間は一度に複数のものごとを考えることはできないということを前提にしている。だから、頭の中にある気がかりなことをすべて信頼できる外のシステムに預け、必要なものごとに集中できるようにするものである。

 mimiは「情報処理の方法に一貫性がなく、情報を記憶として蓄積する方法が役に立たない。」また「情報を取り出す方法が十分構造化されておらず、情報同士の関連性を見出すのに大変な努力をしなければならない。」(『アスペルガー症候群と非言語性学習障害』より)つまり、経験から学習することがなかなかできないので予測も苦手で、いつでも初めての状況に立たされるような緊張感の中で生活している。

 デビッド・アレンもまた「記憶したり、思い出したり、自律的に考えて決断する能力に関しては、心ははなはだ当てにならない。」(『ストレスフリーの整理術 実践編』)と述べている。

 もし、mimiが気がかりなことをGTDのシステムに預けることを訓練し、身につけることができたら、もっと楽に社会生活が送れるようになるかもしれない。