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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

これからどうするか?

 こんなに発達障害という言葉がメジャーになっても、こうしたくくりで見ることに疑問を持つ専門家たちは少なくない。mimiのようにわかりにくく微妙なタイプは、日本ではとくに診断基準がはっきり決められていないからなおさらである。わたしも、何でもかんでも発達障害を疑うことには問題があると思う。
 何度も言うようだが、わたしは診断を求めているわけではない。ただ、mimiのことをできるだけ理解し、mimi自身も自分のことを理解し受け入れていけるようにしていきたいのだ。実際に社会生活に困難を生じているmimiがこれから進んでいくには、まず今の自分を受け入れることから始まると思うからである。
 発達障害というグループ分けに反対しようが細かく分類しようがどっちでもかまわないのだ。大事なことは、mimiの特質がどんなもので、どこに弱点があって支障をきたしているのかを知りたい。そのためならどんな意見の人にも会って話を聞きたいと思っている。
 mimiの現状を「デリケートで真面目だからうつ状態になっている」といったような精神論的に分析してくれる先生たちのことを否定するつもりはない。こうした意見も当てはまるところはあると思っている。
 わたしが知りたいのは、これからどうしていけばいいと思うかなのだ。たいていは規則正しい生活習慣をつけるために早寝早起きをするとか、運動するとか、同世代との交流を持つようにするといったありきたりなことを言われてがっかりすることになる。そんなことは、これまで幾度となく繰り返し試みてきた。今もあれこれ考えながらチャレンジし続けていることだ。それができないから困っている。だからこそいろんな人の知恵を借りたいと願っているのだ。ふつうの子どもたちが教えてもらっているふつうの方法をあらためて教えてもらいたいわけではない。mimiは既存の学校教育にはついていけなかったのだ。それならばいったいどんな訓練が考えられるかを知りたいのだ。
 ただただ時間をかけて待っているだけでいいのだろうか。こうしている間もmimiは苦しんでいる。どういう言葉をかければいいのかわからない。わたしもmimiをがっかりさせてしまうようなことしかできていないような気がする。何か工夫する余地はないのか。今答えがなくてもかまわない。いっしょに考えてくれる人はいないものかと思う。