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発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

定例行事

 NLDのような子どもは、覚醒状態を調整することを学ぶ必要があるという。
 『覚醒状態とは、ある時点における注意と集中のレベルのことである。注意力が弱い、つまり覚醒状態が低いとは、元気がなく、ぼんやりしていて、たやすく気が散ってしまう状態のことである。覚醒状態が高いとは、気持ちが高ぶっていて過剰に覚醒している状態で、低い覚醒状態と同じくらい気が散りやすい。自分の覚醒状態を調整する能力がないと、高い状態と低い状態のあいだを激しく行き来する』(「アスペルガー症候群と非言語性学習障害」より)
 このように覚醒状態をうまくコントロールできない結果、mimiはフリーズすると考えられる。mimiの覚醒状態のコントロールを難しくしているものの最大の原因は、情報処理速度の遅さではないかと思う。
 処理速度を遅くしている原因の一つとしてセルフモニタリング(自分自身の行動とその影響を意識しておぼえていること)といわれる能力の不足が疑われる。この能力不足からくる不安感が柔軟な考えや視野を広げることを非常に難しくしているのではないか。その一方、ワンパターンで慣れ親しんだものごとにこだわることで混乱を回避し、心の支えとしている面も無視できない。
 今、ほぼ定期的に過眠や体調不良を起こしているのは、成長と共にこれまでにない新しい体験を受け入れ、チャレンジしようとしていることからきていると思う。以前のmimiは動くことなどまったく考えられなかった。混乱の中、本当にどうすればいいのかわからずにうずくまっているしかないような状態だった。でも、今は違う。mimiは確実に成長しているのだ。
 過眠や体調不良は、もしかしたらmimiの定例行事になってしまっているだけで、本当はもういらないところまで来ている……といいな。
 先日「ナイトスクープ」でボタン恐怖症の人が催眠療法で簡単に治ってしまったのを見た。mimiも自己催眠で楽にならないかなあ。