発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

何度でも

 寝るだけの日が三日ほど続き、少しずつピアノを弾くようになって、英語の勉強を少しずつ始めている。ピアノの調子が戻ってきて気分もよくなってきたようだ。
 レッスンに行って、次回はモーツァルトを仕上げようと張り切っていたところでダウン。いつもこんな感じで「さあ、がんばるぞ」と上向きかけた途端、スイッチが切れる。mimiががっくりくるのもわかる気がする。テンションが上がり過ぎてしまうのか、何かプレッシャーみたいなものが出てくるのか、そばで見ていても突然何の予兆もなくダメになってしまう。おかげで本人同様、またガクンと来るのではないかと動くたびにビクビクし、同じようにガックリの繰り返しだった。
 でも、mimiはこのごろめげずに何度も動き出そうとがんばっている。これからもたぶん何回もガクンときては落ち込むことだろう。そのたびにわたしは「だいじょうぶ」と元気よく励まそう。それがわたしにできる一番の仕事だから。

 『パワー・オブ・レスト』究極の休息術(マシュー・エドランド)という本の宣伝記事に心奪われた。「休息はそもそも、人を元気に、創造的にする積極的なプロセスなのだ」よくわからないけれど、何かつかめるかもしれない、と直感。
 すでに知っているようなことばかり書かれてあるかもしれない。それでも、前に知った時とは違う新しい発見があるかもしれない。新刊なので今すぐに借りて読むのは無理である。中身を確かめることなく、思い切って購入することにした。

パワー・オブ・レスト 究極の休息術

パワー・オブ・レスト 究極の休息術