発達障害のことが知りたい!

中学に入学して不登校になり、発達障害と診断されたmimiと家族の記録。

mimiのこと

働きたくない!

今シーズンはじめて雪が積もった寒波の日、mimiはスクーリングに出かけた。 なんとなく慣れてきたようす。相変わらずばたばたと危なっかしい調子で準備をしているけれど、以前よりずっと安心して見ていられる。 mimiはときどき今から「働きたくない」と言う…

人は化ける

発表会後はじめて、ピアノの先生のところにmimiひとりで行きました。 これからどんなふうにピアノを続けていこうかと考えていましたが、スクーリングがない2月から5月下旬と9月から10月中旬の期間にステージ演奏を目標にして曲を仕上げるというスタイルでや…

規則正しい睡眠は正解か

「早寝早起き朝ご飯」はもう信じないとして、睡眠リズムが安定しないのには、mimiも苦労しています。でも、昼夜ひっくり返ってしまうことに対して自己嫌悪することが減ってきたせいか、起きている時間はそれなりに元気に過ごしているようでよかったです。 以…

幸せ比べ

非言語性学習障害といっても、一人として同じ症状の人はいないんだろうなあ。 そう思ったので、mimiの記録をしておこうと思って書いています。たいへんだったなあと思うことも、これからたいへんだなあと思うことも尽きません。 ときどき、ニュースなんかを…

科目じゃない社会

社会にはじかれたような疎外感で、やたらと「社会」を意識するようになったのは、mimiが完全な不登校になった頃のことでした。それまで「社会」なんていう言葉、教科の名前ぐらいにしか思ってませんでした。なじめなくなってはじめて「社会」というものを強…

逃げ場を失ってわかったこと

「どちらに行くか悩んだら難しい方に行け」という岡本太郎さんの有名な言葉があるそうです。わたしはことごとく楽な方を選んできたなあと思います。少しでもややこしいことになりそうな予感がしたらすぐにそこから逃げ出す算段を自動的に始めるのが常でした…

発表会

mimiは、お世話になった小児科のO先生にきょうの発表会のことをはがきで知らせていました。元気でがんばっていることを伝えたかったからです。多忙な先生に「もしお時間が合えばいらしてください。」みたいなことを書いていいものかどうか、ずいぶん悩んで…

リンゴの季節に

車で少し行くと、リンゴやナシの観光農園がいっぱいあります。 mimiがまだ中学生だったころ、だんなさまと二人、買い物ついでによく出かけたものでした。農園に入るわけではありません。道沿いに並ぶ農家直営の店が目当てです。その中に手作りのアップルパイ…